オーストラリア大陸完全縦断 1.3万km 序章
序章
準備
オーストラリア大陸縦断と言った時の代表的コースは、緑線で示すダーウィン~アデレードの水曜どうでしょうでもお馴染みのルートだが、これを大陸縦断と言うならば、メキシコ横断で北米大陸横断という事になってしまう。
やはり縦断と言うからには、最南端と最北端に行かなくては完璧な縦断とは言えない。
大陸の最南端(South Point)も車で行ける最南端もウィルソンズプロモントリー国立公園(Wilsons Promontory National Park)にあり、大陸の最北端(North Point)も車で行ける最北端もヨーク岬(Cape York)にある。
最南端に最も近いレンタカーショップはメルボルン、最北端に最も近いレンタカーショップはケアンズなので、大陸縦断における最短ルートは赤線で示すルートとなる。
南から北に行くか、北から南に行くかだが、最北端は空港より1000km北にあるので、トラブルがあった時に最北端を捨てる事で最大2000km削減できる事、太陽と対峙しない事から、南から北に行くことにした。南半球なので北を向けば太陽と対峙してしまう事に気が付かなかった。
せっかくだからシドニーくらいは行きたい。そこでメルボルンから最北端まで行き、シドニーを経由する青ルートを使うとキャンベラも通れるのでこのルートを使う
よって、南から北に行く赤青ルートに決定した。
青ルート 30時間 / 3029km
赤ルート 63時間 / 5430km
赤青ルート67時間 / 5662km
(なぜ1.3万kmになったかは後ほど)
何日で行くかだが、友と2人で行くので1日最低8時間くらいは走れる。
更にどちらも運転が好きでスピード狂だから、1.2倍くらいの速度で走って56時間あれば十分と考え、必要な日数は8日と計算した。
行きはジェットスターのシンガポール経由が最安だったが、香港シンガポール経由にしても数千円高いだけだった事と、フライトが夜でホテルが不要だったことから、下記の様なジェットスターのフライトを選択した。
8/28 9時 日本発
8/28 12時 香港着
8/28 21時 香港発
8/29 0時 シンガポール着
8/29 21時 シンガポール発
8/30 6時 メルボルン着
帰りは、最安だった9/7昼ケアンズ発のジェットスター便(直行)を利用し、オーストラリア滞在日数を8.5日確保した。
ケアンズより北は殆ど未舗装路になる事は、googleの航空写真から分かっていたが、時間にして全体の3割程度なので、舗装路と操縦安定性、価格を優先して一番安いセダンを借りる事にした。
香港
以前、香港に住んでいた人に聞いた空港のお勧めレストランで遅めの昼食
CRYSTAL JADE
電車で香港中心部まで行き、バスで香港の高層ビル群が良く見られる山頂に行こうとしたが、バスは貨幣でしか乗る事が出来ずタクシーを利用し、山頂へ
展望台はお金がかかるので、ここからの景色で我慢
タクシー代がそこまで高くなかったので、帰りもタクシーで中心街へ
竹でできた工事の足場
しばらく散歩して、また電車で空港へ(駅まで案内してくれた女の子、謝謝)
入り乱れた交通と、端から端まで行ってもそこまで遠くない香港なのに、テスラが多かった。
シンガポール
ムスタファセンターという24時間営業の商業施設を、シンガポールに住んでいる人に聞いておいたので、そこへUber(現在は撤退)を使って行き、時間を少し潰した。住んでいる人は女性だけでも大丈夫と言っていたが、女性だけでは行かせたくないような治安の雰囲気だった。
ムスタファセンター近くでは、シンガポールと言えど道端にゴミが少し落ちていた。
そこから、マリーナベイサンズまで節約のため歩いて4kmを移動
子午線よりかなり西に位置しているので6時半でも夜景が見れる
節約のためご飯をあまり食べずにいたこと、香港もシンガポールも湿度と気温が高くヘトヘトになっていたことから、マリーナベイサンズの船の上にあるビュッフェレストランで食事(展望台の費用がかからずに、船の上に行ける)
時間制限が無いので昼まで食べ続けていた
隣の席に座っていた台湾人の家族と仲良くなり、わざわざシンガポールに住んでいる息子さんに電話してくれ、お勧めの場所を教えてくれた
橋でつながっているセントーサ島まで、Uberで行こうと予約したが、勝手にキャンセルされた上にUber側にキャンセル料を取られ返金もされなかった。そこで、電車でセントーサ島の橋の手前にあるショッピングモールまで行った。
友が体調を崩し、モールの屋上のベンチで寝ることになった(これが後に…)。仕方なく1人でセントーサ島まで行き、ユニバの入口やカジノ、ビーチを見て回った。ユニバに入ろうか迷ったが、1人だし時間も十分ではなかったので止めた。
その後、友とショッピングモールで合流し、ご飯を食べて、Uber(今度は私が新規登録しバウチャーを利用)で空港へ
シンガポールからの飛行機は空いており、横の席を全て使い横になって快適に寝られた
第一章
第二章